竹繊維商品の製造・販売

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竹繊維の特徴
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人と環境優しい、再生可能な竹繊維

近年、衣料用新素材として話題となっている竹繊維は、麦や稲ワラ、バガス(さとうきび)と同様に、稈(かん)と呼ばれる中空の茎にある繊維を利用するので茎稈繊維と言います。竹には温帯・熱帯地方を中心に千を超える種類があると言われていますが、繊維原料としては、樹勢が強く太い稈を有する孟宗竹が主に利用されています。

古くから「竹の皮で包んだおにぎりは痛みにくい」とされるように、表皮には雑菌の繁殖を防ぐ天然の抗菌力があり、環境に優しい再生可能な植物資源として大きな期待を集めています。

菌が繁殖しにくく、臭くならない

Feature Title

「竹の皮で包んだおにぎりは痛みにくい」とされるように、表皮には雑菌の繁殖を防ぐ天然の抗菌力があります。
(財)日本食品分析センターでMRSA(院内感染菌)、大腸菌、白癬菌(水虫)等の菌を用いた抗菌テストにより、竹繊維の抗菌作用があることが確認されました。 この結果により竹繊維は菌が繁殖しにくく、いやな臭いも抑えられずっと清潔な状態を保ちます。
近年ではノロウィルスやインフルエンザウィルスを抑える効果があるという研究も進んでおり、様々なシーンで活用しています。

吸水力は綿の2倍

Feature Title

バツグンの吸水力のため、汗や水をぐんぐん吸い取ります。竹繊維は速乾性にも優れ、すぐに乾きます。理由は繊維の構造。綿の繊維は中が空洞のため、この空洞に水分が入るため雑菌やカビが繁殖しやすくなります。
一方、竹繊維の中がしっかり詰まっていて、表面に無数の溝があります。表面全体で水分を吸収するため、高い吸水性を発揮します。また空気に触れやすいためすぐに乾きやすいという特性もあります。

写真は電子顕微鏡で見た「竹繊維」の断面です。異形断面で細長い空間があるため、水分を素早く吸い取り、速やかに吐き出します。

静電気が発生しにくく、とても快適

Feature Title

竹繊維は、静電気の発生が他の原料に比べて極めて低い点です。全ての物には電気の性質があり、人体にももちろん大きな関係があります。イオンは電子であり、マイナスイオンが体をリラックスさせる、などと言われているのが身近な例の一つです。静電気はプラスイオンで、多く体に溜めてしまうと体にはストレスと言われています。
静電気の発生には生地の組み合わせも関係していますが、生地自体が発生しやすいものというのもあります。中でも竹生地は静電気が発生しにくい、という特徴があります。その為、肌に寄り添う生地として最適とも言われています。